鯖缶と大豆のラタトゥイユ

219kcal
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タイマーをかけておけば、煮込んでいる間に他のことができるので、忙しい朝の調理にもおすすめ。
冷蔵庫で冷やしてもおいしくいただけます。前日作っておけば、忙しい朝でもすぐに食卓に出すことができます。
タンパク質が摂れる副菜の作り置きおかずとしても。
抗酸化ビタミン(C、E)や抗酸化物質リコピン(トマトの成分)、アントシアニン(なすの皮の成分)のほか、抗炎症作用のあるオメガ3系脂肪酸が摂取できる1品。ストレスを感じやすい方、日焼けが気になる方などの朝の1品としておすすめです。

栄養価(1人分)

エネルギー 219kcal ナイアシン 4.66mg
タンパク質 18g 葉酸 61μg
脂質 12g ビオチン 1.1µg
炭水化物 15g パントテン酸 0.71mg
糖質 9g ビタミンC 41.8mg
ビタミンA 59.2μgRAE ビタミンD 5μg
ビタミンB1 0.18mg ビタミンE 3.8mg
ビタミンB2 0.26mg 2.3mg
ビタミンB6 0.41mg 亜鉛 1.6mg
ビタミンB12 5.4μg オメガ3系脂肪酸 1.5g

黄色のマーカーがある栄養素:国立健康・栄養研究所が定める「日本人の食事摂取基準(2020版)」に記載のある、18歳以上のほとんどの女性が健康を維持するために必要な量とされる1食分(1/3日分)以上であるもの。

材料(2人分)

たまねぎ1/2個
なす1本
パプリカ1/4個
大豆 水煮100g
オリーブオイル大さじ1/2
にんにく すりおろし少々
トマト 水煮缶 カットタイプ200g
小さじ1/2
鯖 水煮缶1個(150g)
こしょう少々
ドライパセリ適量

作り方

  1. 玉ねぎは2cmの角切り、パプリカ、なすは一口大の乱切りにし、なすは水にさらしてアクを抜く。
  2. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れてに火にかけ、たまねぎ、パプリカ、なすを加えて軽く炒める。
  3. 玉ねぎの色が透き通ってきたら大豆、トマト、塩を加えひと混ぜしたらふたをし、弱火で15分煮込む。
  4. 鯖を煮汁ごと加えて更に5分、ふたをしないで煮込む。
  5. 塩(分量外)、こしょうで味を調え、器に盛りつけ、ドライパセリを散らして完成。
監修
中原 菜緒美

中原 菜緒美

私たちの体は、一つの個体ではなく、無数の細胞が集まってできた集合体であり、健康が保たれるのは、その一つ一つの細胞が正常に働いているからこそです。
また、目には見えなくても、私たちの周りの空間にはさまざまな生命が存在し、見える物体とも共存しています。そう考えたとき、「ヒトは本当に地球上の生命の一部として、命の循環に関わっているのだろうか?」「すべての生命と調和しながら、持続可能に生きていける世界へとつながっているのだろうか?」という問いが生まれました。
この気づきを深めていくうちに、地球環境に存在するあらゆる生命と私たちの食の関係には、改めて向き合うべき大きな課題があると強く感じるようになりました。
今後は、現代人が抱える健康の悩みを解決するサポートをしながら、人も地球も健やかに共存できる、持続可能な未来へとつながる活動に取り組んでいきたいと考えています。

【所持資格】
管理栄養士、栄養教諭、ONP認定カウンセラー、フードコーディネーター

【活動・経歴】
自身の摂食障害の経験をきっかけに、同じ悩みを持つ人の力になりたいと考え、大学卒業後に管理栄養士の道へ。病院や食品メーカーなどで栄養指導や情報発信に携わり、健康支援の現場を経験。現在はフリーランスとしてクリニック、発達支援現場での栄養カウンセリングや、個人開業医向けの栄養療法実装コンサルティングを行う。

【SNS】
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