寒い季節にピリ辛お鍋でからだが温まる一品。
チーマージャン(中国ねりごま)ではなく、すりごまを使い、手軽に作れるようアレンジしました。
辛味が苦手な場合は、豆板醤を同量の醤油に変更するとよいです。
栄養価(1人分)
| エネルギー | 545kcal | ナイアシン | 9.33mg |
| タンパク質 | 40g | 葉酸 | 227.26μg |
| 脂質 | 38g | ビオチン | 22.9µg |
| 炭水化物 | 22g | パントテン酸 | 2.48mg |
| 糖質 | 11.4g | ビタミンC | 73.21mg |
| ビタミンA | 89.1μgRAE | ビタミンD | 0.52μg |
| ビタミンB1 | 1.06mg | ビタミンE | 2.06mg |
| ビタミンB2 | 0.53mg | 鉄 | 7.12mg |
| ビタミンB6 | 0.87mg | 亜鉛 | 5.56mg |
| ビタミンB12 | 0.63μg | オメガ3系脂肪酸 | 0.82g |
材料の2等分で計算しています。
黄色のマーカーがある栄養素:国立健康・栄養研究所が定める「日本人の食事摂取基準(2020版)」に記載のある、18歳以上のほとんどの女性が健康を維持するために必要な量とされる1食分(1/3日分)以上であるもの。
材料(2人分)
| 豚肉 ひき肉 | 200g |
| 油※1 | 小さじ1 |
| 【A】 | |
| にんにく みじん切り | 小さじ1 |
| しょうが みじん切り | 小さじ1 |
| 豆板醤 | 小さじ1 |
| 【B】 | |
| しょうゆ | 小さじ1 |
| ラカントS※2 | 小さじ1 |
| 酒 | 小さじ1 |
| すりごま | 大さじ1 |
| 【C】 | |
| 水 | 200ml |
| みそ | 大さじ2 |
| しょうゆ | 小さじ1 |
| ラカントS※2 | 小さじ1 |
| すりごま | 20g |
| キャベツ | 1/4玉 |
| もやし | 200g |
| 木綿豆腐 | 1丁 |
| しめじ | 50g |
| ニラ | 50g |
| ごま油 | 小さじ1 |
| 糸唐辛子 | お好みで |
注意事項:※1 酸化しづらいオリーブオイルがおすすめです
注意事項:※2 血糖値に影響しにくい甘味料
作り方
- キャベツは大きめのざく切り、木綿豆腐は6等分、しめじは石づきをとりほぐし、ニラは4㎝幅に切る。
- 鍋に油をひき、【A】を香りが立つまで炒める。
- ②にひき肉、【B】を入れ、そぼろ状になるまで混ぜながら炒め、一旦鍋から取り出す。
- 鍋を洗わずに【C】を入れ、沸騰したら豆腐、キャベツ、もやしを入れてフタをし、5分煮る。
- ③で取り出したひき肉、ニラをのせ、再びフタをして3分煮る。ごま油をかけ、お好みで糸唐辛子を散らして完成。

中原 菜緒美
私たちの体は、一つの個体ではなく、無数の細胞が集まってできた集合体であり、健康が保たれるのは、その一つ一つの細胞が正常に働いているからこそです。
また、目には見えなくても、私たちの周りの空間にはさまざまな生命が存在し、見える物体とも共存しています。そう考えたとき、「ヒトは本当に地球上の生命の一部として、命の循環に関わっているのだろうか?」「すべての生命と調和しながら、持続可能に生きていける世界へとつながっているのだろうか?」という問いが生まれました。
この気づきを深めていくうちに、地球環境に存在するあらゆる生命と私たちの食の関係には、改めて向き合うべき大きな課題があると強く感じるようになりました。
今後は、現代人が抱える健康の悩みを解決するサポートをしながら、人も地球も健やかに共存できる、持続可能な未来へとつながる活動に取り組んでいきたいと考えています。
【所持資格】
管理栄養士、栄養教諭、ONP認定カウンセラー、フードコーディネーター
【活動・経歴】
自身の摂食障害の経験をきっかけに、同じ悩みを持つ人の力になりたいと考え、大学卒業後に管理栄養士の道へ。病院や食品メーカーなどで栄養指導や情報発信に携わり、健康支援の現場を経験。現在はフリーランスとしてクリニック、発達支援現場での栄養カウンセリングや、個人開業医向けの栄養療法実装コンサルティングを行う。
【SNS】
Instagram